妊婦は温泉旅行中のサウナはNG!?
旅行中に限らず、妊婦は「サウナ」に注意が必要です。ホテルや旅館でも大浴場にサウナがありますが、基本的には避けておいた方が安心です。サウナに入る場合は、3つの注意点があります。安定期でも油断せず慎重に考えて下さい。
なるべくサウナに入らない。入るなら3つの点に注意しましょう!
妊娠中は、運動もできませんし、なかなか汗をかく機会がありません。「気持よく汗をかきたい」ということで、サウナに入る妊婦さんもいます。
ただし、旅行中のサウナは、特に注意が必要です。
見知らぬ場所で、勝手のわからないサウナの場合、体調含めて色々なトラブルが起こりやすい環境にあります。
もし、旅行中にサウナに入りたい場合は、以下の3つに注意しておきましょう。
大切なのは水分補給
サウナでは、大量の汗がでます。そのときにきちんと水分補給ができていない場合、脱水症状に近い状態になる可能性があります。胎児への影響も考えられます。
温泉に入るよりも、サウナの方が発汗作用がありますので、水分不足になりやすいです。
妊娠中にサウナに入る場合は、サウナに入る前後には、きちんと水分補給をする必要があります。意識的に心がけましょう。水を飲むときは、「ちょっと多め」がポイントです。ポカリスエット等スポーツ飲料でもいいですね。
サウナでのぼせる危険性
サウナでは、のぼせる危険性もあります。温泉よりも、サウナの方が体温や水分コントロールが難しいため、のぼせる可能性が高いです。
のぼせ以外にも、突然の体調不良が起こりやすいです。
普段、日常的にサウナに通っていない場合、サウナに入る感覚が掴みにくいものです。慣れておらず、長時間サウナに入ってしまって、体調不良・・・というケースもあります。
何分くらい入るのか、どのくらいの間隔で休憩を取るのか。無理のない範囲で考えておきましょう。
急激に体を冷やさないようにする
サウナに入ったあと、水風呂や岩風呂に入ることが多いです。ですが、急激な体温変化は、妊娠中には好ましくありません。
ですので、もしサウナに入ったとしても、水風呂には入らず、徐々に体温を戻していくように注意しておいた方がいいです。
また、急激な体温変化は、立ちくらみや血圧の変化による体調不良を引き起こすこともあります。
「サウナ」は悪いことばかりではありませんが、「水分」「のぼせ」「体温」の3点に注意しておくことをオススメします。