妊娠中は飛行機に乗らない。飛行機に乗るなら、3つのことに注意しよう。
妊婦さんは、妊娠中、できれば飛行機には乗らない方が安心です。帰省や里帰り出産等で飛行機に乗る必要がありますね。そのとき、飛行機に乗る上での注意点、どの時期にに乗ったらいいのかについて解説します。
なるべく飛行機に乗らない
妊婦さんは、飛行機での移動を避けたほうが安全です。「どうしても」という場合以外は、乗らないものだと考えておいてください。
ましてや、妊娠中に海外旅行を計画するのは、万が一のとき、取り返しがつきませんので、止めておきましょう。
妊娠9ヶ月から、同意書・診断書が必要
飛行機に搭乗する際、同意書・診断書の提出が必要となる期間があります。
航空会社各社で違いますが、出産予定日28日前~、または、妊娠32週以降に提出が必要となります。
つまり、この期間、なるべく妊婦さんは飛行機に乗らない方がいいとも言えますね。出産間近は、なるべく避けるようにした方がいいようです。
飛行機に乗らないほうがいい期間
同意書・診断書の提出がないからといって、飛行機に乗っても安心なわけではありません。
妊婦さんの体が不安定な、妊娠初期も飛行機での移動はリスクが高いです。
つまり、妊娠初期と後期は、飛行機での移動は避けて、安定期に飛行機に乗るようにしましょう。
里帰りの出産のときは、早めに里帰りするようにした方がいいですね。
飛行機に乗るときの注意点
では、妊婦さんが飛行機に乗るときに知っておきたい注意点について触れていきます。
体を動かす・水分をとる
飛行機に限らず、移動するときは、同じ姿勢のままでいないようにしましょう。特に、飛行機は、気圧も変わるので、体への負担が大きいです。
飛行機の機内は、乾燥していますので、こまめに水分補給を心がけましょう。
エコノミー症候群の予防と、するべきことは似ていますね。
座席の位置は、リクエストしてみる
妊娠中は、普段よりも、座席の位置を気にした方がいいです。航空会社にも、妊婦であることを伝えて、できるだけ配慮してもらえるといいですね。
早めの予約、早めの連絡をした方がいいと思います。
具体的には、以下のような座席がオススメです。
通路側の席
飛行機の席の中では、通路側がスペース的に余裕があります。
また、すぐに立ち上がって運動できるように、通路側の席をリクエストしましょう。
トイレに近い座席の方が、なにかといいかもしれません。
最前列の席
前方に座席がない、最前列の席(バルクヘッド席)は、妊婦さんにとってベストな位置です。
足が伸ばせるので、長時間の移動でも、体の負担が少ないです。
ただ、この席は、何かと早めに予約が埋まりがちです。早めに連絡することがおすすめです。
母子手帳を持ち歩く
移動のとき、旅行のとき、「母子手帳は肌身離さず」が基本です。
母子手帳は、預け入れ荷物ではなく、機内持ち込み手荷物のバッグに入れておきましょう。
飛行機に乗るときは、お医者さんに相談
飛行機に乗るときは、事前にかかりつけの担当医に相談するようにしましょう。
妊婦さんの体調について、一番把握しているのがお医者さんです。自分では大丈夫だと思っていても、お医者さんから見たら、飛行機に乗らないほうがいい状態かもしれません。
早め早めに相談しておくといいと思います。