妊婦が温泉に入るときに知っておきたい5つの注意点

妊婦さんが温泉で最も注意すべき事項は、「転倒」「のぼせる」です。妊娠中の体は、普段とは全く違いますので、今までと同じ感覚で、温泉に入らないようにすることがポイントです。

注意点1:長風呂や温泉の温度に注意

妊婦さんに限らず、長時間、温泉に入っていると、のぼせて立ちくらみを起こし、転倒することがあります。

特に、妊婦さんは体温も上がりやすく、いつも以上にのぼせやすいです。

また、普段入っているお風呂よりも、温泉の温度が高いことが多いと思います。いつもの調子で温泉に入ると、体調が悪くなる可能性もあります。

少し足りないくらい」の感覚で温泉に入って、休憩を入れながら、こまめに温泉に入るようにしましょう。ずっと入り続けるのは、危ないです。

注意点2:休憩しながら、こまめに水分補給

温泉では、のぼせるだけではなく、脱水症状にもなりやすいです。水分補給は欠かせません。

繰り返しになりますが、妊婦さんの体は、普段とは全く違います。今まで大丈夫だったから、と安心せず、念には念を入れておいた方がいいです。

また、夏の露天風呂の場合は、日差しや気温にも注意を払っておく必要がありますね。

休憩のタイミングで、軽く水分を取るようにすれば、出たり入ったりしながら、長い時間、温泉を楽しむことができます。

注意点3:足元に細心の注意を払う

のぼせて転倒することもありますが、床が滑りやすくて転倒することもあります。

大浴場や露天風呂だけではなく、脱衣所も床が湿っていて、転びやすいので注意が必要です。

妊婦さんが温泉に入るときは、とにかく転倒だけは避けるようにしましょう。

注意点4:一人で入らず、必ず付き添いを

温泉に入るときは、必ず誰かと一緒に入りましょう。

妊娠後期になると、お腹が出てきますので、足元が見えにくいです。転びやすい状況ですので、足元を注意したり、支えてくれる人がいた方が、安全です。

また、のぼせたときや、体調が悪くなったときに、周りに誰かいないと危ないので、一人で温泉に入らないようにしましょう。

露天風呂付き客室でも同様です。部屋に誰かがいるから大丈夫と思わず、「一緒に温泉に入る」ことを心がけてください。

注意点5:少しでも異変を感じたら離れる

妊娠中は、いつもよりも、肌や匂いに敏感になったりしますので、ちょっとでも「あれ、おかしいな」と思ったら、速やかに温泉から出ましょう。

勘違いだったら、休憩してまた温泉に入り直せばいいだけのことです。「大丈夫」と思って、体調が悪くなってしまったら、せっかくの旅行が台無しになっちゃいますよね。

気にしすぎると楽しめなくなっちゃいますので難しいのですが、ちょっと大げさなくらいに慎重に温泉に入った方が、結果的には安心できると思います。

また、ホテル・旅館に書いてある温泉の注意事項もしっかりと読んでおきましょう。

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