妊婦の旅行では、事前にお医者さんの許可をもらおう。10のチェックポイント
旅行を計画するときは、担当の医師にまずは相談するようにしましょう。「なんとなく止められそう」と思って、なかなか言い出しにくいかもしれませんが、必ず事前に許可をもらっておきましょう。また、飛行機の搭乗で許可が必要な時期もあります。
妊婦の状態を自分たちで判断しない
妊娠中は、普段とは体の状態が全く違いますよね。ですので、きになったことがあれば、お医者さんに相談するのがベストです。
特に、旅行となると、妊婦さんの体にトラブルが起きやすいです。
気をつけたいのは、「自分たちで判断しない」こと。
今までの感覚で、大丈夫かどうかを考えるのは危険です。お医者さんの方が、客観的に妊婦さんの状態を把握しています。
医師の専門的な知識と長年の経験ももとに、お医者さんは判断してくれますので、必ず相談するようにしましょう。
「こっそり行っても大丈夫かな」と考えちゃうのは、絶対に止めましょう。
どのくらいOKがもらえるのか?
それぞれのお医者さんの考えにもよるようですが、安定期などであれば、「旅行に行っても大丈夫」とOKを出してれることが多いです。
旅行に行きたい時期が決まっているかどうかで、お医者さんへの確認の仕方が変わってきますね。
- 行きたい時期が決まっている:その時期に旅行ができるか?
- 行きたい時期が決まってない:どの時期なら旅行できるか?
自分たちの場合、どちらのケースなのか考えておきましょう。
伝えておきたい10のポイント
旅行に行くことをお医者さんに相談する前に、伝えるポイントを整理しておくとスムーズです。
お医者さんも、いろいろな情報があった方が、より正しい判断が下せますし、適切なアドバイがもらいやすいです。
- 旅行の時期
- 旅行の期間
- 同行者
- 目的地
- エリアの情報(気温、都市部か田舎か)
- 移動時間
- 移動手段(電車、車、飛行機)
- 観光ルート(観光地での移動の多さ)
- 温泉に入るか(温泉の泉質や場所、状態)
- 旅行先で食べる予定の料理
以上のポイントを、事前にチェックしておきましょう。
旅行先を考える上でのチェックリストとしても使えますので、旅行の計画を立てるタイミングでも、参考にしてみてください。
飛行機の搭乗で「診断書」が必要な時期がある
「妊娠中の飛行機について」にも書きましたが、妊娠中、飛行機に乗る場合は、出差直前では、診断書や同意書の提出が必要になります。「出産28日前」がひとつの目安です。
航空会社によって、提出書類や提出が必要な時期が違いますので、各会社のホームページで確認してください。