妊婦の温泉旅行に、貸切風呂・家族風呂・露天風呂付客室が必須な理由

妊婦さんが温泉旅行に行く場合、ホテルに貸切風呂か家族風呂、もしくは露天風呂付き客室があるかどうか、確認しましょう。安心して温泉を楽しみたいなら、チェックしておくべきポイントです。

安心して温泉を楽しむために

温泉の成分が、妊婦さんの体に悪影響を与えることは、ほとんどありません。温泉で危ないのは、転倒と体温調整です。

まず、大浴場における危険性について考えてみましょう。

温泉、特に大浴場では、足元がすべりやすい場所があったり、不安点な場所がありますね。特に露天風呂は、足元が安定していません。

妊婦さんに限らず、温泉で転んでしまうことはありますね。普通の人なら、怪我で済むかもしれませんが、妊婦さんは、母体に危険があります。

夫婦で旅行しても、別々の温泉になってしまう

妊婦さんの旅行は、旦那さんとふたりで行く旅行が多いです。移動や食事などは、旦那さんのサポートがありますが、温泉だけは、男女別々になってしまいます。

特に妊娠後期は、お腹が大きくなって、足元が見えにくいです。そんな状態で、一人で温泉に入るのは怖いですよね。

温泉でリラックスすることは大事なことですが、一人で温泉に入るのは、避けたほうが安全です。

夫婦で一緒に入れる温泉を探そう

妊婦さんの旅行では、夫婦で一緒に入れる温泉がホテル・旅館にあることが重要です。

そこで、夫婦が一緒に入れる「貸切風呂」「家族風呂」「露天風呂付き客室」がオススメです。

転倒の危険、突然の体調不良など、思わぬトラブルを避けるためにも、ぜひご検討ください。

それに、お腹が出た体型でお風呂に入るのは、少し人目が気になってしまいますもんね。

露天風呂付き客室がベストな理由

特に、一番のオススメは、「露天風呂付き客室」です。メリットとデメリットを見てみましょう。

メリットその1:時間を気にせず入れる

「露天風呂付き客室」をオススメする最大の理由が、時間の制限がないことです。

いつでも好きなときに入れます。

妊婦さんにとっては、それが大切なポイントです。

なぜかというと、「こまめに温泉に入れるから」です。

貸切風呂の利用時間は、60分ほどですので、その時間内に温泉を楽しもうと思う、ついつい長湯してしまいます。

妊娠中は、普段に比べて温度に敏感になりますので、のぼせやすいことが多いです。時間制限があると、のぼせる危険が高くなるんですよね。

その点、時間制限のない「露天風呂付き客室」は、10分入って休憩して、またちょっと入って、ということができます。

体調を注意しながら、余裕を持って温泉を楽しめるので、妊婦さんには安心だと思います。

メリットその2:お風呂への移動がない

ちょっとしたことなのかもしれませんが、わざわざお風呂場まで移動しなくていいのは、ひとつのメリットです。

ただでさえ気を使う妊婦さん。慣れない浴衣とスリッパで館内をウロウロするよりは、すぐに温泉に入れるといいですよね。

メリットその3:自分たちだけしか入らない

貸切風呂は一日に何組も利用します。毎回清掃に入るわけでもありません。

貸切風呂も清潔ですので、妊婦さんが利用しても、全く問題ないです。

でも、気持ちの問題ですが、自分たちしか使わない客室の露天風呂の方が安心ですよね。

デメリット:比較的、料金が高い

いいことばかりの「露天風呂付き客室」ですが、一番のデメリットは、値段です。

基本的に、露天風呂がついている部屋は、料金が高いんですよね。妊娠でいろいろ出費がかさむなか、どこまで出せるのか…、お財布と相談になってしまいます。

とはいえ、最近は、露天風呂付き客室が増えて、安い料金で泊まれるホテル・旅館も多くなってきました。

妊婦さんの温泉旅行での最優先事項は、「妊婦の安全」です。いいホテル・旅館が見つかるといいですね!

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